両手弾きのピアニカって楽しい！

続くかどうか分からないのに、ピアノを買わなくてもいいですよね？
買わなくていいですよね？
う～～～ん
いいわけない。
電子ピアノでも最悪なのに、キーボードときたら論外なのだ。
上手にならなくてもいいからねぇ(^ー^)
飽きたらとっととやめていいよ～～～
と子供に言っているのと変わらないくらいとんでもないことなんだけど。。
圧倒的に電子ものを買うご家庭の方が多い。
生のピアノには弦が張ってあり、その弦にハンマーが物理的にあたって音が出ている。
電子ものの鍵盤は、単なるスイッチなのだ。
スイッチだから、どんな力でもスイッチにとどけば音が出る。
その為電子ピアノで練習している子供さんが、生ピアノで演奏をすると、
普段通りの演奏ではハンマーを動かすことも出来ず、音がでない。
音がでないので、ハンマーを動かすために必死で力をいれて鍵盤を押さえようとする。
残念ながら、音を出すのは力の強さではなく、鍵盤を押す速さなので、実際のところ力はいらないのだ。
力を込めに込めて、ゆっくり鍵盤を押しても音は出ない。
では、ここで試してほしいことがある。
手をパーでもグーでもガンガンに力瘤ができるくらい力んだ状態で、指を動かすことができるかどうか。
動かないのが実感できると思う。
子供にとっては、レッスンの時だけ力瘤演奏になるわけで。。。
力を抜かないと指は動かないよ～～～
と注意されるのが関の山なのだ。
これでは上手になるわけがない。
更に、キーボードになると、それに加えて悲しいことがおこる。
CDでも、生演奏でも、ごく普通に、メロディを大きく、伴奏は控えめになっている。
当然のことながら、ビアノもメロディと伴奏のバランスに気を付けながら演奏をするのだ。
なのにである。ひょいっと買えるような安いキーボードではその音量の弾き分けをすることができない。
その為、只でさえ分からない力加減に加えて、音楽的にも実感ができない練習環境。
この演奏はメロディの方が聞こえているんだよ～～～たぶん(・・;)
と、バランスがどうなっているのか想像しながら練習することを強いられる。
わかるわけない。
更に言えば、猫がひいても同じ音がするような弾きかたをしているわけではなく、
曲によって。。　フレーズによって指の使い方もちがうのだ。
まともに弾けないのにそんなこと出来るわけがない。
三重苦だ！
物理的にも音楽的にも伸びることを妨げている環境で。。
上手になるなんてことは、普通はない。
そして、これは結構青天の霹靂な事だとは思うが、
ママの古いほりっぱなしのピアノが実家にあるから買えないです。
これに至っては、キャーーーそんな可愛そうなことヤーーメーーーテーー
と叫びたいようなことが待っている。
ビアノは消耗品なのです。
一生ものと言われてひさしいピアノが消耗品なんて、うっそーー
だとは思うが、立派な消耗品だ。
道具は何でも劣化する。きちんと毎年調律をしていても、部品の劣化は進むのだ。
手入れをしていても、痛んでいるのに。。
それがほりっぱなしになると。。。
使われていない道具の末路は哀れだ。
弦は錆び付き、フエルトは痩せ細り。。
バランスが保たれなくなったピアノは何度調律しても、簡単に狂うのだ。
三重苦の上、音程が保たれないピアノ。
音楽音痴量産マシンのようなものだ！
でも、マンションだから置く場所がない。。。
音を出して弾けない。。。
買えない理由は色々と存在する。するのだが。。
それでも、ピアノを習うのに生ピアノは買わなくていいですよね？
何て話は有り得ないことなです。
電子ピアノではなく。。
音量だけのことなら、せめて、ハンマーの構造をもったDUP又はDGP　が準備できるといいですね。。
DUPデジタルアップライトピアノ
DGPデジタルグランドピアノ
ちなみにグランドとアップライトも違うのです。
なので、音大受験前にグランドを買いましょうね(^ー^)
と普通に勧められます。
どんなものでも、道具は大事なのです。疎かにしてはいけないのです。

Posted: 月曜日, 5月 14th, 2012 @ 10:56 PM
Categories: ブログ.
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