今から10数年前。暮れに毎年尼崎アルカイック大ホールで講師コンサートが開催されていました。

Posted: 火曜日, 3月 5th, 2013 @ 7:27 PM

毎年の仕込み初めは、

確か、5月ころ。

この頃にコンセプトを決めて、

それにそって選曲が始まるのだ。

毎年クリスマスの時期でのコンサート。

当然、毎回なにがしかのクリスマスソングを

演奏しているのに、

よーもまぁこんだけ違うアレンジ

演奏してるよなぁ~~~

久しぶりにビデオを見て

感心してしまった。

ステージも1つではなくあちらこちらと参加しているので

毎朝毎朝違う曲の練習にあちらのセンターこちらのセンター

時には掛け持ちしながら、バタバタバタ

本番が近づいてくると

衣装のみのリハーサルや

ゲネプロ(本番通りに衣装をつけて行うリハ)も。

1人が何ステージも出演しているのですが、

曲によって衣装はそう替えになります。

その着替える時間を測って、間に合わないとなると、

前日に衣装が却下になることも1度や2度ではなく。

尼崎の商店街を布地や洋服を走り回って探しました。

ステージ横にはフィッティングルームが設置され、

1人の早変わりに3~4人のスタッフがつきっきりでサポート

パンツを脱がせる人 履かせる人 その間に上着を着せ替える人

髪飾りを付け替える人。。。 

数十秒しかない中での早変わりなので、

衣装を着替える順番を何度もシュミレートするのです。

弾き手は曲ごとの衣装替えですが、

歌い手は1つのステージでフロントをしたりコーラスをしたり

役割が変わることもあるので、曲中に衣装そう替えのことも多々。

私は、フロントで歌かバックコーラスが主。

その頃流行っていた

ショルダーキーボードKX-5を弾きながら歌ったり。

弾くより歌う方が好きだったのかもしれない(^^;)

その講師コンサートで、

いつもキーボディストの佐伯準一先生と一緒に

監督に来られていたのが

あの、カンテ~レ の声や シャディーのサラダ館

やJR西日本のCMソングも歌っていはった、

そして、探偵ナイトスクープでは

なにわのベートーベンと命名されていた

木村恭子先生でした。

明るくて、あったかくて

とっても素敵な女性だった恭子先生。

作曲に歌にナレーターに。。

本当にマルチな才能をお持ちのミュージシャン

毎年恭子先生に会えるのが楽しみでした。

講師コンサートが開催されなくなって10年近く。

次に開催されたのが、私が両手弾きピアニカを

ソロでお披露目した、2008年でしたが、

残念ながらその時はお会いすることは叶わず。

コンサートのDVDを見ながら、

恭子先生お元気にされていはるかなぁ

懐かしく思い出したりしていました。

一昨日の深夜Facebookでみかけた訃報の知らせ。。

本当に信じられませんでした。。

今でも嘘のようです。

声のだしかたからのどのケアの方法まで

ステージでは振り付けや衣装など、

本当にお世話になりました。

宝塚歌劇団の歌唱指導もされていたとのこと。

そんな先生に半年ほどではありましたが、

ボイストレーニングを受けることもでき、

嬉しかったのを覚えています。

明日は丁度講師会の終わる12時からお葬式です。

とっても会いに行きたかったけれど。。。。

遠くの地からではありますが。。。

故人のご冥福をお祈りいたします。

本当に。。 もう一度お会いしたかったです。。。

Posted: 火曜日, 3月 5th, 2013 @ 7:27 PM
Categories: ブログ.
Tags: , , , .
Subscribe to the comments feed if you like. You can leave a response, or trackback from your own site.

コメントを残す

This blog is kept spam free by WP-SpamFree.